LUMIRA JOURNAL
人生の1%小さな「好き」を、後回しにしない。
気になることをひとつ選んでみる。その小さな選択から、日々の景色を変えていく。

好きなことに、理由は必要ですか
何かを選ぶとき、「役に立つか」「無駄にならないか」を先に考えることがあります。暮らしを守り、誰かを支えてきた時間が長いほど、自分の楽しみは後回しになりやすいかもしれません。その心配りを否定せずに、自分の気持ちにも席をひとつ用意してみませんか。
きれいな色が好き、花を見ると落ち着く、音楽を聴くと心が弾む。好きという感覚に、立派な理由はいりません。何かの成果につながらなくても、その時間を楽しむことには意味があります。小さな好みを、今の自分を知る手がかりとして扱ってみましょう。
暮らしの中に、小さな場所をつくる
好きなことを始めるために、まとまった時間や大きなお金が必要とは限りません。お気に入りの器でお茶を飲む、好きな曲を一曲聴く、散歩の途中で花を眺める。普段の暮らしに重ねられる楽しみなら、無理をせずに試せます。
誰かのための用事と同じように、自分のための時間も予定に入れてみる。ただし、毎日必ずやると決めなくても大丈夫です。できなかった日を責めるより、できた日に何を感じたかを覚えておく。その積み重ねが、自分に合う楽しみ方を見つける助けになります。
好きは、変わってもいい
以前は好きだったことが、今はそれほど楽しくない。反対に、昔は気にならなかったことに心が向く。そんな変化も自然なことです。過去の自分が選んだものに、今の自分を合わせ続ける必要はありません。
小さく試して、今の感覚を確かめてみる。楽しかったら、また選ぶ。違うと思ったら、別のことを探す。それくらいの軽やかさがあってもいいのです。「私の好きはこれ」とひとつに決めるより、いくつもの小さな好みを持っていると、毎日の選択が少し自由になります。
おわりに
自分の「好き」を、いつか時間ができたらと思って後回しにしなくてもいい。今日の暮らしに、小さな楽しみをひとつ重ねる。今の自分の感覚を大切にすることから、次の景色を探してみませんか。今すぐ答えを出さずに、気になった言葉を心に留めておくだけでもかまいません。今日の自分が選べる小さなことから、あなたのペースで確かめてみてください。


